人気ブログランキング |

タグ:Music ( 62 ) タグの人気記事

 

Japan Tour: Day-363

昨日のメインイベントは、神尾真由子さんのリサイタル。サントリーホールは自宅から近く、タクシーで10分足らずなので、優雅な気分で楽しめるから好きです。ホールは当然のように、超満員。
ロシアのピアニスト・ムロスラフ・クルティシェフも神尾真由子さんが優勝した2007年の第13回チャイコフスキーコンクールで2位(1位なし)という輝かしい成績を収めています。
神尾さんのジャパンツアーで唯一の東京公演でもあり、会場は熱気で溢れていました。
c0181238_10485290.jpg

↑ それにしても、ハードな予定で、これぞジャパンツアーと呼ぶに相応しい、大変な強行軍です。
今回はお得意のチャイコフスキーからベートーヴェンにブラームス。オードブルからじっくりとメインへ進むなかなかの選曲で、とてもエンジョイできました。音へのこだわりがよく伺え、みどりさんにはまだ及ばないものの、往々にしてサラッとした日本人奏者の中では、抜群のテクニックと曲想理解の良さで、まさに欧州の本場ならではのいい味を出していたと言えるでしょう。
アンコールには、大サービスの3曲。

エルガー:愛の挨拶 op.12
クライスラー:美しきロスマリン
チャイコフスキー:ワルツ-スケルツォ

愛の挨拶は日本人向き過ぎる選曲で頂けない気がしましたが、2曲は見事。圧巻は最後のチャイコフスキーで、じっくりと歌い上げ、パワーと表情の溢れる、これぞヨーロッパのヴァイオリンという気迫で挑んでくれて心を揺さぶられます。この感動を共有した会場からは、これまで以上の大きな拍手。こんなアンコールを披露されては、ほとんどの聴衆が次回のリサイタルのチケットを予約せざるを得ないでしょう。

会場ではドミトリ・シトコベツキー氏(Dmitry Sitokovetsky)ともお会いしました。昨年6月以来の再会でしたが、こんな大物も顔を見せるほど期待されているのでしょうね。

お蔭で、サイン会には少なくとも500人は並んでいたでしょうか。それでも一人ひとりにサインして言葉を交わす姿勢には、感心しました。幸い夫と二人で早々にサインをもらい握手したその手は、ふんわりとした優しいもので笑顔と共に好感度アップ。
c0181238_10561912.jpg

今はチューリッヒをベースに活躍されていますが、今後も国内でこじんまりとまとまらず貪欲に世界で活躍してもらいたいヴァイオリニストだと思います。

以上、Day-363です。

  by aldenhamschool | 2010-11-08 10:58 | 音楽

現代のクライスラー: Day-360

待ちに待ったコンサートがついに実現。生憎サントリーホールは売り切れで、ようやく手に入れた
S席2枚を握りしめて横浜みなとみらいホールへ。
c0181238_13543732.jpg

現代のクライスラーとも称されるイツァーク・パールマンのヴァイオリンは、一言で表せば、今までのどんなヴァイオリンとも別次元のものでした。最初の一音でそれとわかる彼独特の音色。メニューインの後を受け継いだストラディバリがどうと言うよりも、彼の歌い上げる独特の重厚で優しい音楽は、今や誰の追随も許さない全く別のものなのです。実はベンゲロフも大好きなのですが、やはりパールマンの魅力とは較べることは出来ないものだと再認識させられました。

第2部では彼の大切にする小品集。その中には有名な「シンドラーズ・リスト」もありました。映画で流れたユダヤ人のパールマンのソロ演奏はあまりにも有名ですから御存知の方も多いでしょう。
クライスラーの"プレリュード&アレグロ"は二男がオーデナムでもソロで弾いた曲。
そして、ヴェニアフスキーの"カプリス"に至っては、出るのはため息ばかり。

彼の音色とその豊かな人間性はまさに現代社会の至宝と言えるでしょう。

こんなに間近にパールマンの演奏を聴く機会に恵まれた幸運に感謝し、とても豊かな気持ちとなれた一日でした。

以上、Day-360です。

  by aldenhamschool | 2010-10-24 13:59 | 音楽

ロンドンの薫り: Day-359

c0181238_231005.jpg

一昨日の火曜日は、三鷹にある武蔵野市民文化会館へ。楽しみにしていた英国のヴァイオリニスト、ジェニファー・パイクさんのコンサートです。

まだ21才の彼女は、英国の若手音楽家の登竜門であるBBC Young Musician of the yearを13才の時に受賞している実力者。しかもピアニストは今でも英国をベースに活躍する小川典子さん。小川さんとはご縁があり舞台裏でもお会いしたことがありますし、何より、ロンドン由来のお二人の演奏ということで期待は高まりました。ジェニファーさんは、名古屋フィルハーモニーの招きで週末にメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を演奏されるようで、そのお蔭で、三鷹でも演奏機会ができたのでしょう。自宅から三鷹までは45分と時間がかかりましたが、行くしかありません。

結果は、それはとても素晴らしい演奏で、久し振りに欧州ならではのこれぞヴァイオリンという演奏を若々しいジェニファーさんのお蔭で堪能できました。とにかく英国育ちならではの表現力を十二分に発揮してくれました。日本人の演奏家が往々にしてはまってしまう小さな枠などありません。曲の最初から彼女の表現する世界に一気に引き込まれたら最後、彼女の案内に任せてこれでもかと楽しませてくれます。もちろんそんな彼女のヴァイオリンをしっかりと受け止めて、更なる魅力を引き出してくれる小川さんのピアノも見事。そして二人のちょっとした仕草や笑顔はまさしく懐かしの英国風。そんなお二人の共演で聴くドビュッシー、ラヴェル、フランクには、夫と二人で大満足。またロンドンに帰りたくなってきたね、と話ながら帰宅の途につきました。

そうそう、アンコールのガーシュインの後も拍手が鳴り止まず、トップ演奏家にしては珍しく、2曲目も披露(ではなく、疲労?)。心得たもので、曲はエルガーの愛の挨拶。日本人にはこれよ、と小川典子さんからアドヴァイスがあったのは間違いないでしょうね。

今週末には、一転して、ベテランの世界トップヴァイオリニストの演奏を聴けることとなっていて、今からワクワクしています。ロンドン時代のように毎日のようにとは行きませんが、可能な限り機会を見つけて楽しみたいものです。

以上、Day-359です。

  by aldenhamschool | 2010-10-21 00:01 | 音楽

Crazy Heart: Day-342

またちょっとご無沙汰してしまい、申し訳ございません。久し振りだと、何からご報告したらいいのか困ります。。。

今日金曜日の夜は、主人と一緒に日比谷へ。アカデミー賞を受賞した渋い映画 "Crazy Heart" がお目当てです。
c0181238_035935.jpg

名優ジェフ・ブリッジスが、第82回アカデミー賞で自身初のオスカーとなる主演男優賞を受賞したヒューマンドラマ。共演にマギー・ギレンホール、ロバート・デュバル、コリン・ファレル。酒に溺れ堕落した生活を送るシンガーソングライターのバッド・ブレイクが、女性ジャーナリストとの恋をきっかけにして再起していく姿を描きます。
c0181238_041546.jpg

いや~、やっぱり男は仕事ですね。そしてそんな男に自信を持たせるのは女です。大したことのないちっぽけな日本の常識などにとらわれてはいけません。自信を持って堂々と自分の生きざまを見せつけることのできる人間であらねばいけませんよ。さぁ、胸を張って生きよ、日本人。

以上、Day-342です。

  by aldenhamschool | 2010-07-30 23:54 | 英語

津田ホール: Day-301

本日午後は、千駄ヶ谷にある、津田ホールでのコンサートに参りました。

ヴァイオリニストの川畠成道さんがピアニスト山口研生さんと共演です。
c0181238_21475829.jpg

プログラムは、

ベートーベン:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 作品24「春」
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV1004
   (休憩)
パガニーニ:カンタービレ
パガニーニ:ラ・カンパネラ
カッチー二:アヴェ・マリア
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
  (アンコール)
モンティ:チャルダッシュ
メンデルスゾーン:歌の翼
c0181238_21494972.jpg

前半のベートーベンとバッハの迫力ある演奏に、聴衆はぐいぐい引き込まれて、楽章の間にもついつい拍手が起きてしまうほど・・。後半の構成では、「日本で小品を弾かせたら、川畠さんの右に出るものはいない」という評価そのものの。会場の心を鷲掴み、という表現がぴったりでした。昨年5月に川畠さんが我がオーデナム校で演奏して下さった時の熱い拍手を彷彿させる感動のフィニッシュでした。そのせいか、演奏後のCDコーナーはサインを求める人で長蛇の列となり、その人気の高さには、今更ながら驚かされました。

このような素晴らしい演奏会を企画・運営された皆様のご苦労を思い、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

以上、Day-301です。

  by aldenhamschool | 2010-01-18 21:51 | 音楽

カザルスホール: Day-283

昨日は、御茶ノ水にあるカザルスホールに行って参りました。千代田区が主催する区民のための音楽イベントです。第一部はホールの誇るパイプオルガン演奏と、区民を中心とするコーラス。

第二部は川畠成道さんのヴァイオリンコンサートでした。何度お聞きしてもいつも異なる表情と感動を与えて下さる成道さんの演奏にうっとりとして、何度もこんな機会が得られる東京生活にも感謝致しました。
                   (↓ 5月にオーデナムにて演奏して下さった際の一コマ)
c0181238_936829.jpg


チェロの巨匠、パブロ・カザルスの名を冠したこのホールができたのは1987年。素晴らしい音響を誇り、510席という席数もロンドンのウィグモアホール同様のサイズで丁度よく、日本の室内楽の殿堂の一つと称せられるのもうなずけます。

ところが、来年の3月には音楽ホールとしての運命を終え、取り壊されるというから残念です。わずか20年余りで姿を消してしまうというこのニッポンの音楽に対する姿勢には、演奏が素晴らしかった分だけ余計に、寂しく、切ない思いがこみ上げてしまいます。

皆様、素敵なクリスマス・イブをお過ごし下さいませ。

以上、Day-283です。

  by aldenhamschool | 2009-12-24 07:37 | 音楽

アジア学院: Day-278

土曜日の夜に二男を連れて3人で出かけたのは白金。と言っても、お目当てはお洒落な食事ではなく明治学院チャペルでのチャリティーコンサートです。

アジア学院は、世界の発展途上国からの農業留学生を招き、各国の農業リーダーを育てている国からの補助金のない民間の寄付により成り立っている純民間団体です。

今回は、@5000円というちょっと高めの入場料設定ですが、素晴らしい趣旨への寄付ですし、10月にできたばかりという、日本で初めてオランダ人による古くからの伝統的工法で造られたパイプオルガンでバッハやヘンデル演奏があり、また人気上昇中のヴァイオリニスト・松本蘭さんも二部に出演することもあって、興味深いプログラムとなっていました。当日の様子については、こちら

100年近いチャペルでの荘厳な響きのお陰で、とても素晴らしい時を300名を超える方々と共有できたのは言うまでもありません。関係者や演奏家の皆様に心より御礼申し上げます。

以上、Day-278、です。

  by aldenhamschool | 2009-11-30 07:07 | 東京生活

チェコ大使館にて: Day-276

昨晩は、チェコ大使館に参りました。来日中のチェコ交響楽団が大使館で演奏を披露してくれるというので、大使から招かれてのありがたい機会です。

わずか60名という少人数の聴衆を前に、数名づつが2-3曲づつ演奏してくれ、とても贅沢な時間を過ごすことができました。特にオーボエ奏者の音色が心地よく、また、ヴァイオリンのヴェニアフスキーの演奏も見事でした。

聞けば、チェコ交響楽団が初めて来日してから今年が丁度50周年だとか。その間、21回も来日し、最も多く演奏したのは、やはりドボルザークの『新世界より』で、121回だそうです。

演奏の後には、ホールでチェコビールと料理が振舞われ、暫しリラックスした雰囲気の中で楽団の団長や楽団員、大使や著名な指揮者などと語らうことができました。

今後とも音楽を通して両国の交流が発展することを祈ります。

以上、Day-276、です。

  by aldenhamschool | 2009-11-25 07:23 | 東京生活

House Music: Day-265

10月の最大イベントはやはり"House Music"です。各ハウスが、Unison(ハウス全員での自由曲でのコーラス)、アンサンブル(数名による楽器演奏)、ソロ(一人での楽器演奏かボーカル)、数名での課題曲でのコーラス、の4部門で争います。
c0181238_12243882.jpg

c0181238_1226234.jpg
特にソロは前半のハイライト。1500名近い聴衆を前にハウスの名誉をかけてステージで演奏するプレッシャーは克服しなければなりません。我が二男は、14才、16歳、18才と3回ソロでヴァイオリンを演奏しましたが、そういう貴重な体験は財産になっていることでしょう。
c0181238_12255262.jpg

そして最後のユニゾンで会場の興奮はピークを迎えます。審査員は、著名な音楽家などを招聘するのが常ですが、採点が大変なのはもちろんのこと、生徒たちの迫力に興奮して、寸評が延々と続いてしまい、生徒の帰りが23時頃になってしまうのが毎年の悩みでもあります。。。
c0181238_12253112.jpg

以上、Day-265、です。

  by aldenhamschool | 2009-10-24 12:26 | 音楽

日英協会: Day-255

嬉しい便りが届きました。先日知り合ったイギリス人からのご推薦を頂いて申請していた日英協会への入会が先週の理事会で正式に承認されたとのことです。

社団法人日英協会は、寛仁親王殿下を総裁に戴き、前英国大使の野上義二氏が理事長を務め、明治41年(1908年)以来、様々な企画・イベントを通して日英両国民の親善に貢献しています。

紀尾井ホールでのコンサート会場で偶然お会いしたイギリス人のご夫妻とお話いたしますと、なんとその方は日本を代表するファッション・ブランドの国際部長であられ、ロンドンの我が家にも定期的にシーズンカタログを郵送して下さっていたからか私の名前と住所を覚えて下さっていて、とても驚きました。もちろんお話が弾み、氏からの勧めがあり、このたび日英協会のファミリー会員となることができたわけです。

日々新たな出会いやご縁に恵まれ、感謝しながら、16年ぶりの東京生活を歩んでおります。

以上、Day-255、です。

  by aldenhamschool | 2009-09-27 16:39 | 東京生活

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE