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新・怪人現る: Day-28

ロンドンのパブリックスクール出身の大作曲家Andrew Lloyd Webberが"The Times"紙に語ったところによると、人気ミュージカルの「オペラ座の怪人」の続編:"Phantom: Love Never Dies"が来年末に世界3ヶ所(ロンドン、NY、上海)で同時に初日を迎えるそうです。

"The Phantom of the Opera has stalked the stage before 80million theatregoers in 124 cities around the world."
世界124ヶ国で8千万人の観客を集めたという事実も驚きです。
すっかり悪い意味で有名になってしまいましたが、こういう時にも"stalk"を使えるのですね。
"~ has stalked the stage before~"なんてとても書けません。さすが"The Times"です!

The Times was told that “the button is pushed” on the sequel to the world's most lucrative musical.
文字通り「ボタンは押された」と言う表現で"the sequel to~"(~の続編)が決まった、と言っています。

He said: “I don't think you could do this if it wasn't the sequel to Phantom ... I think to open
Love Never Dies in Shanghai would be an enormous thing.”
確かに「オペラ座の怪人」でなければ「続編」など考えられなかったかも知れません。
"~would be an enormous thing"という表現は使いやすいですね。覚えておきたいです。

今年も残すところあと一日。Have a happy New Year's Eve!

以上、Day-28、です。

[[ オペラ座の怪人をご覧になりたい方は、こちらへ ]]

  by aldenhamschool | 2008-12-31 00:01 | 英語

散歩を楽しむ: Day-27

今日のロンドンは快晴でとてもいい天気。それだけに気温は2度と寒かったです。これからお正月にかけて寒波の影響で更に冷え込むとか。皆様も風邪をひかぬようご注意下さい。

昨日は南ロンドンの友人宅へお邪魔しました。クリスマス名物のターキーの後ということで、ダックのローストを美味しく頂きました。ビンテージのシャンペンに続くワインも堪能。沢山のおしゃべりで幸せな時を過ごしました。M子さんご夫妻、どうもありがとうございました。

今日は朝寝坊して、遅い朝食の後で、青空の下散歩を楽しみました。学校の広大な敷地はあちこちが "Public Footpath" (公共の散歩道)になっていて、ゆっくりと歩けますので、夫との散歩コースの一つです。他の散歩している方々と挨拶したり、犬とじゃれたり、緑を眺めていると、あっと言う間に1時間以上歩いてしまいます。

ご馳走を頂いた後に、美味しい空気と散歩を楽しめるのは心地いいですね。

以上、Day-27、です。

[[ ↓ 13万坪の敷地を散歩します ]]
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  by aldenhamschool | 2008-12-30 01:44 | 倫敦生活

1年半で半減: Day-26

イギリスの不動産バブル崩壊のニュースを連日目にしますが、昨日の"Daily Telegraph"紙の見出しもショッキングでした。
"More than 30,000 estate agents have lost their jobs since the start of the credit crisis."
(クレジット危機発生以来、3万の不動産業者が失業)

そして、こう続きます。
"It means that almost half of the estimated 80,000 estate agents who were in work 18 months ago
have since been made unemployed."
(イギリスに8万はあると言われる不動産業者のうちの約半分が過去18ヶ月の間に職を失った)

この問題の広がりについて、
"Those affected have ranged from the country's biggest estate agency businesses, to the
smallest."
(この問題は業界最大手から零細業者まで全てに広がっている)

10年続いた不動産バブルは昨年の6月がピークだったと言われており、今年のクレジットクランチの問題もあり、不動産市場は冷え切っています。住宅ローン契約実績も今や前年比で60%から70%もダウンしています。また通常不動産仲介コミッションは不動産売却価格の1.5%ですので、取引件数のダウンもさることながら、価格の下落も業者の収益には大きな痛手です。

そう言えば、我が家が4月に自宅の売買でお世話になった近くの知り合いの業者も年末年始は何と10日間も休むとか。開店休業状態なら早めに閉めてホリデーにでも行った方がマシと思ったのでしょうか。リフレッシュしてまた新年から頑張ってほしいものです。

以上、Day-26、です。

  by aldenhamschool | 2008-12-29 00:01 | 倫敦生活

ギフト: Day-25

昨晩スカイ放送で"Titanic"を家族で観ました。97年の作品ですが色褪せる感じはなく、とても楽しめました。デカプリオ扮する画家の卵が、"You have a gift."と言われる場面があります。"gift"と言うのは、イギリス英語でよく使う表現です。

元々"gift"も"talent"も聖書から来た言葉ですが、"gift"が生まれながらに神から授けられたものに対して、"talent"は主に家庭環境など後から機会を与えられて身につけたものと言えそうです。従って、"You have a gifted child."と言うと、まさしく天才的な能力を授かり、将来神の御心のままに、広く世間のために使われるべきもの(第1コリント12章7-11節)が本来の意味で、音楽家や芸術家に対してとてもふさわしい表現と思われます。もちろん"talent"もよく使われますが、主には会話でなく文章にする場合や、大人について使われるケースが殆どです。今朝の新聞では"A talented British doctor has been killed."とありました。生まれながらの才能という意味で、子供に対して"gift"を使い、大人には"talent"を使うというのもわかり易いかと思います。

皆さんも、どなたかを褒める時には、"You have a gift"とか"You have a gifted son(doughter)."と言ってみてはいかがでしょうか。きっと、"Thank you very much indeed."と喜ばれる事でしょう。

以上、Day-25、です。

  by aldenhamschool | 2008-12-28 00:41 | 英語

「箱の日」はバンファイト: Day-24

26日はイギリスの"Boxing Day"。「箱の日」との面白い命名は、15世紀頃とも言われていますが、誰からもプレゼントをもらえない貧しい人達に教会が寄付で集めたプレゼントを配ったり、また貴族や資本家が盛大にクリスマスを祝うため休みなしで働いた使用人達を労い、翌26日になると、一人一人にプレゼントをしたところからきたものです。

現代の一般家庭では、毎日配達してくれる郵便局員や新聞・牛乳配達員に、ささやかなプレゼントとしてお金をあげる日になりました。彼らからは、クリスマス前にそっと小さなクリスマスカードが各家庭に配られます。これは「よろしく」というかわいいメッセージですね。我が家では、各2~3ポンドあげていますが、こればかりは各家庭によってマチマチで、あげない家もあれば5ポンドのところも
あるかも知れません。

そしていつの間にかこの日がデパートなどでの"Sale"の始まりの日となりました。普段定価では買えないようなものがこの日からは手に入る、という現代版の"Boxing Day"の定義でしょうか、街中がとても混雑しますので、我が家は街には出掛けず、空気の良い近所の公園のウォーキングを楽しみます。

その"Sale"へ殺到する様を、"Bunfight on Boxing Day" と言う新聞が"Daily Mail"。皆が一番になろうと先を争う様子を"Bunfight"の一言で表しています。大衆紙の使う英語はストレートでなくてはいけません。また"Stores turn the holiday into retail binge." (折角のクリスマス休みをバカ騒ぎに仕立て上げた) とまで言ってしまいます。 "Binge"という言葉は例えば "He is a binge drinker."(手当たり次第に飲みたがる人)と若干軽蔑するニュアンスがありますので、ご参考までに。個人的には "BBC"の "People are flooding in to the centre." といった大人の表現を使いたいと思います。

以上、Day-24、です。

  by aldenhamschool | 2008-12-27 00:01 | 倫敦生活

天皇陛下とQueen: Day-23

クリスマスには毎年恒例のThe Queen's Christmas Messageがあります。去年からネットでも見られるようになったとは言え、15時にBBCテレビで見るのが国民的行事です。毎年エリザベス女王がバッキンガム宮殿から英国民と英国連邦各国民に語りかける姿と言葉はとても自然で、ご自身の日頃のお考えがよく表れています。

先程TVで見たばかりですが、今年はアフガニスタンやイラクなどに駐留する1.7万人余りのイギリス軍に対する感謝の言葉とともに、テロ、失業問題での国民への労わりの言葉 "I acknowledge the many people who have been touched by world events, whether through violence or the collapsing global economy." が印象的でした。いくらアメリカ金融界に端を発する経済危機とは言え、被害者はやはり国民一人一人です。女王からの、速やかな解決と国民生活の改善を望むお言葉には心を打たれます。

そんな優しいお言葉を一足先に天皇陛下から聞けて感動しました。ご自身の御体も思わしくない中で、一昨日、皇居のベランダからかけられた「厳しい経済情勢の中にあって、多くの困難に直面し、厳しい年の瀬を迎えている人も多いのではないかと案じています。」とのお言葉に感謝しない国民はありません。

英国の高級紙"The Times"によれば、女王ご自身もTV放送を15時から見るのだとか。そして、王室メンバーにこう聞くらしいです。"Has it come across in the right way?"どんな人にも復習と反省が必要なのですね。

I wish you a very Happy Christmas!

以上、Day-23、です。

[[ ↓ 我が家のクリスマスケーキです。 ]]
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  by aldenhamschool | 2008-12-26 00:37 | 英語

リアルの重み: Day-22

不振に喘ぐ日本の旅行業界ーその原因の一つに、若者の海外旅行離れがあるという記事を読みました。ネットなどで手軽に情報が得られる今、実際に海外に行くのが面倒、日本で買えないものはない、などといささか寂しい理由が挙げられていました。

私はこれを「体感拒否症候群」とカテゴライズしているのですが、頭では小さなことに見えても実際に自分の身体で経験することで何かを発見する喜びを知らぬまま、ネットで満足してしまう若者が増えているのはとても残念です。バーチャルな知識が氾濫するからこそ、リアルでの経験があるかないかが大きな差になる。リアル経験に裏付けされた知識人は、バーチャルのみの人をすぐに見抜くことが出来る、ということをもっと知ってほしいのです。現代はそういう経験・習慣を親が子に与えるのが難しい時代だとも言えます。

だからこそパブリックスクールは、不必要とも思える広大な敷地 (我がAldenham Schoolは13万坪) を持ち、そこに長く身を置く事で、成長過程の生徒の身体に何かを与えることができるのです。多くの教師からのパーソナルな教育 (生徒との比率は1:8) を受ける事で、生徒は自分の中のリアルな面における変化・成長を実感することでしょう。以前校長がオーデナムスクールで学ぶことの説明を "Our pupils are organically grown."  と表現していましたが、窮屈なブロイラーなどではなく、自然豊かで丁寧なオーガニックで育てなければ良い味にはならない、という比喩を借りた、わかり易い言い方だと思いました。

このブログを通してイギリスのパブリックスクールや我がAldenham Schoolについて知って頂きたいのはもちろんです。また同時に、実際の経験などなく情報を仲介するだけの留学エージェントと、
息子達と一緒に16年間のリアルな経験をしてきた私共との違いを見抜いて下さるご家族にこそ
Aldenham Schoolへ留学して頂くお世話ができるならば、これ以上の幸せはありません。

I wish you a Merry Christmas!

以上、Day-22、です。

[[ ↓ロンドンから僅か30分ながら、広大で自然豊かなキャンパスで過ごす生徒達には、リアルな幸せ・経験が蓄積されていくと思いませんか?]]
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  by aldenhamschool | 2008-12-25 00:23 | パブリックスクール

パノラマ: Day-21

本日は夫が書くBBC英語ネタです。。。アメリカのサブプライム・ローン問題に端を発した金融危機で世界中で厳しい年末となりましたね。イギリスでの報道をリードしたのは、やはりBBC。その看板経済記者のRobert Pestonが10月にイギリスの大手銀行Northern Rock社の破綻をキャッチして、
今年の英国報道スクープ賞を受賞しました。

そんなMr Pestonの取材の舞台裏を紹介したのが、昨日のBBCテレビの番組「パノラマ」です。日本で言えば、NHKの「クローズアップ現代」。ダイアナ妃との独占インタビューでチャールズ皇太子との不仲を暴露したり、BBCが総力を挙げる看板番組です。

Mr Pestonの報道をきっかけにして、Northern Rockの支店に預金者が長蛇の列をなすに及び、「報道が国民のパニックを引き起こすのはどうか」との苦言もありましたが、本人は、"I thought it was a good news."と答え、ジャーナリストとしての使命を果たしただけ、と受け流す強さが印象に残りました。決してニュースソースを明かさない(もちろん政府トップしか有り得ませんけどね・・)とは言え、彼のBBCのブログで銀行の株価が大きく影響され、破綻の危機に陥ったり、来年もまだまだ目が離せません。そのブログではこの混乱を招いた「新資本主義」に対する彼の論文がありますが、とても読み応えのあるものです。本人は"if you want some bedtime reading, you can download the
full 3,000-word essay."と謙遜されていますが・・。

今後の金融市場の見通しについて、彼のインタビューで大手バークレー銀行の社長がこう述べています。

"I think that we will see the process of reduced borrowing play out over at least the course of the
next twelve months maybe, maybe twenty four months. I think it's important to say though that the
industry is open for business..."

「12~24ヶ月の間は貸し出し水準は下がり続けるだろう。」と言ってから付け加えた、"I think it's
important to say though that the industry is open for business..."
という言葉に注目しました。

「緊急出資を受け入れた政府からは、貸し渋りせず、金利を下げろ、と指導されています。しかしこれからまだまだ損失は出ますし、肝心の資金市場はタイトなままで、どうにもキャッシュがありません。えぇ、もちろん通常通り銀行業務はしておりますので、どうぞお気軽にご相談にお越し下さい。でも、大人の皆さんはおわかりでしょうが、今は何を頼まれても「NO」と言うしかない状況ですので、よもや融資の申し込みなどしないで下さいよ。」みたいな感じ。

まさしくニュアンスを重んじ婉曲に表現するイギリス英語らしいとは思いませんか?

以上、Day-21、です。

  by aldenhamschool | 2008-12-24 00:23 | 英語

さすが、BBC!: Day-20

毎日何気なく聞いている天気予報ですが、ご存知の通り「一日に四季がある」と言われるほどに変わり易いのがイギリスの天気です。そんな天気を伝えるのは大変です。各テレビ局によってそれぞれ使う英語に特徴があり、時にエッと言う表現を耳にします。

先日の番組で、寒さが厳しくなってくる、と言う時に使われたのが、"Taste of Winter"です。なるほど、わかったようなわからないような表現であっても、聞く人それぞれが何となく納得する美しい表現。さすがBBCの面目躍如たる英語ですね。

皆さんも風邪などひかぬ様、 "Enjoy taste of winter!"

以上、Day-20、です。

  by aldenhamschool | 2008-12-23 00:39 | 英語

語り合う時間: Day-19

このブログを始めてからいつも0時から1時(ロンドン時間の15時から16時)には必ずアップしていたのですが、今日は大幅遅刻です。すみません。

5年前に自宅の工事をお願いした方が結婚されてクリスマスディナーに来られまして、ついつい、美味しいワインとおしゃべりでこんな時間になってしまいました。とっても幸せそうなお二人でした。

こんなに楽しい語らいで時間を忘れられるのは幸せなことです。今日はどうかお許し下さいませ。

以上、Day-19、です。

  by aldenhamschool | 2008-12-22 06:34 | 倫敦生活

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