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カテゴリ:音楽( 39 )

 

Japan Tour: Day-363

昨日のメインイベントは、神尾真由子さんのリサイタル。サントリーホールは自宅から近く、タクシーで10分足らずなので、優雅な気分で楽しめるから好きです。ホールは当然のように、超満員。
ロシアのピアニスト・ムロスラフ・クルティシェフも神尾真由子さんが優勝した2007年の第13回チャイコフスキーコンクールで2位(1位なし)という輝かしい成績を収めています。
神尾さんのジャパンツアーで唯一の東京公演でもあり、会場は熱気で溢れていました。
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↑ それにしても、ハードな予定で、これぞジャパンツアーと呼ぶに相応しい、大変な強行軍です。
今回はお得意のチャイコフスキーからベートーヴェンにブラームス。オードブルからじっくりとメインへ進むなかなかの選曲で、とてもエンジョイできました。音へのこだわりがよく伺え、みどりさんにはまだ及ばないものの、往々にしてサラッとした日本人奏者の中では、抜群のテクニックと曲想理解の良さで、まさに欧州の本場ならではのいい味を出していたと言えるでしょう。
アンコールには、大サービスの3曲。

エルガー:愛の挨拶 op.12
クライスラー:美しきロスマリン
チャイコフスキー:ワルツ-スケルツォ

愛の挨拶は日本人向き過ぎる選曲で頂けない気がしましたが、2曲は見事。圧巻は最後のチャイコフスキーで、じっくりと歌い上げ、パワーと表情の溢れる、これぞヨーロッパのヴァイオリンという気迫で挑んでくれて心を揺さぶられます。この感動を共有した会場からは、これまで以上の大きな拍手。こんなアンコールを披露されては、ほとんどの聴衆が次回のリサイタルのチケットを予約せざるを得ないでしょう。

会場ではドミトリ・シトコベツキー氏(Dmitry Sitokovetsky)ともお会いしました。昨年6月以来の再会でしたが、こんな大物も顔を見せるほど期待されているのでしょうね。

お蔭で、サイン会には少なくとも500人は並んでいたでしょうか。それでも一人ひとりにサインして言葉を交わす姿勢には、感心しました。幸い夫と二人で早々にサインをもらい握手したその手は、ふんわりとした優しいもので笑顔と共に好感度アップ。
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今はチューリッヒをベースに活躍されていますが、今後も国内でこじんまりとまとまらず貪欲に世界で活躍してもらいたいヴァイオリニストだと思います。

以上、Day-363です。

  by aldenhamschool | 2010-11-08 10:58 | 音楽

現代のクライスラー: Day-360

待ちに待ったコンサートがついに実現。生憎サントリーホールは売り切れで、ようやく手に入れた
S席2枚を握りしめて横浜みなとみらいホールへ。
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現代のクライスラーとも称されるイツァーク・パールマンのヴァイオリンは、一言で表せば、今までのどんなヴァイオリンとも別次元のものでした。最初の一音でそれとわかる彼独特の音色。メニューインの後を受け継いだストラディバリがどうと言うよりも、彼の歌い上げる独特の重厚で優しい音楽は、今や誰の追随も許さない全く別のものなのです。実はベンゲロフも大好きなのですが、やはりパールマンの魅力とは較べることは出来ないものだと再認識させられました。

第2部では彼の大切にする小品集。その中には有名な「シンドラーズ・リスト」もありました。映画で流れたユダヤ人のパールマンのソロ演奏はあまりにも有名ですから御存知の方も多いでしょう。
クライスラーの"プレリュード&アレグロ"は二男がオーデナムでもソロで弾いた曲。
そして、ヴェニアフスキーの"カプリス"に至っては、出るのはため息ばかり。

彼の音色とその豊かな人間性はまさに現代社会の至宝と言えるでしょう。

こんなに間近にパールマンの演奏を聴く機会に恵まれた幸運に感謝し、とても豊かな気持ちとなれた一日でした。

以上、Day-360です。

  by aldenhamschool | 2010-10-24 13:59 | 音楽

ロンドンの薫り: Day-359

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一昨日の火曜日は、三鷹にある武蔵野市民文化会館へ。楽しみにしていた英国のヴァイオリニスト、ジェニファー・パイクさんのコンサートです。

まだ21才の彼女は、英国の若手音楽家の登竜門であるBBC Young Musician of the yearを13才の時に受賞している実力者。しかもピアニストは今でも英国をベースに活躍する小川典子さん。小川さんとはご縁があり舞台裏でもお会いしたことがありますし、何より、ロンドン由来のお二人の演奏ということで期待は高まりました。ジェニファーさんは、名古屋フィルハーモニーの招きで週末にメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を演奏されるようで、そのお蔭で、三鷹でも演奏機会ができたのでしょう。自宅から三鷹までは45分と時間がかかりましたが、行くしかありません。

結果は、それはとても素晴らしい演奏で、久し振りに欧州ならではのこれぞヴァイオリンという演奏を若々しいジェニファーさんのお蔭で堪能できました。とにかく英国育ちならではの表現力を十二分に発揮してくれました。日本人の演奏家が往々にしてはまってしまう小さな枠などありません。曲の最初から彼女の表現する世界に一気に引き込まれたら最後、彼女の案内に任せてこれでもかと楽しませてくれます。もちろんそんな彼女のヴァイオリンをしっかりと受け止めて、更なる魅力を引き出してくれる小川さんのピアノも見事。そして二人のちょっとした仕草や笑顔はまさしく懐かしの英国風。そんなお二人の共演で聴くドビュッシー、ラヴェル、フランクには、夫と二人で大満足。またロンドンに帰りたくなってきたね、と話ながら帰宅の途につきました。

そうそう、アンコールのガーシュインの後も拍手が鳴り止まず、トップ演奏家にしては珍しく、2曲目も披露(ではなく、疲労?)。心得たもので、曲はエルガーの愛の挨拶。日本人にはこれよ、と小川典子さんからアドヴァイスがあったのは間違いないでしょうね。

今週末には、一転して、ベテランの世界トップヴァイオリニストの演奏を聴けることとなっていて、今からワクワクしています。ロンドン時代のように毎日のようにとは行きませんが、可能な限り機会を見つけて楽しみたいものです。

以上、Day-359です。

  by aldenhamschool | 2010-10-21 00:01 | 音楽

New Leader: Day-353

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英国労働党の新党首に40才のミリバンド氏が選出されました。5人が立候補した選挙は、一人づつ落選していく方式で、最後に残ったのは45才のミリバンド兄と40才の弟。議員票では有利だった兄に対して党員、労働組合からの支持を集めた弟が逆転勝利。最終的な票差は1.3%という労働党史上最少差での選出。これで43才のキャメロン首相に対抗する若き英国政界のリーダーが揃いました。

Ed Miliband is the new leader of the Labour party, after he rode a wave of support from trade union members to beat his brother, David, by the tightest of margins.

Ed Miliband’s victory was secured in the fourth round of a leadership contest after the elimination of Diane Abbott, Andy Burnham and Ed Balls. To gasps in the hall, he ended with 50.65 per cent of the vote, with David Miliband winning 49.35.


イートンからオックスフォードに進んだキャメロン氏とは違い、労働党らしく公立校からオックスフォードに進んだミリバンド氏。両氏の議会でのディベートが今から楽しみです。

以上、Day-353です。

  by aldenhamschool | 2010-09-26 21:26 | 音楽

津田ホール: Day-301

本日午後は、千駄ヶ谷にある、津田ホールでのコンサートに参りました。

ヴァイオリニストの川畠成道さんがピアニスト山口研生さんと共演です。
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プログラムは、

ベートーベン:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 作品24「春」
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV1004
   (休憩)
パガニーニ:カンタービレ
パガニーニ:ラ・カンパネラ
カッチー二:アヴェ・マリア
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
  (アンコール)
モンティ:チャルダッシュ
メンデルスゾーン:歌の翼
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前半のベートーベンとバッハの迫力ある演奏に、聴衆はぐいぐい引き込まれて、楽章の間にもついつい拍手が起きてしまうほど・・。後半の構成では、「日本で小品を弾かせたら、川畠さんの右に出るものはいない」という評価そのものの。会場の心を鷲掴み、という表現がぴったりでした。昨年5月に川畠さんが我がオーデナム校で演奏して下さった時の熱い拍手を彷彿させる感動のフィニッシュでした。そのせいか、演奏後のCDコーナーはサインを求める人で長蛇の列となり、その人気の高さには、今更ながら驚かされました。

このような素晴らしい演奏会を企画・運営された皆様のご苦労を思い、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

以上、Day-301です。

  by aldenhamschool | 2010-01-18 21:51 | 音楽

カザルスホール: Day-283

昨日は、御茶ノ水にあるカザルスホールに行って参りました。千代田区が主催する区民のための音楽イベントです。第一部はホールの誇るパイプオルガン演奏と、区民を中心とするコーラス。

第二部は川畠成道さんのヴァイオリンコンサートでした。何度お聞きしてもいつも異なる表情と感動を与えて下さる成道さんの演奏にうっとりとして、何度もこんな機会が得られる東京生活にも感謝致しました。
                   (↓ 5月にオーデナムにて演奏して下さった際の一コマ)
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チェロの巨匠、パブロ・カザルスの名を冠したこのホールができたのは1987年。素晴らしい音響を誇り、510席という席数もロンドンのウィグモアホール同様のサイズで丁度よく、日本の室内楽の殿堂の一つと称せられるのもうなずけます。

ところが、来年の3月には音楽ホールとしての運命を終え、取り壊されるというから残念です。わずか20年余りで姿を消してしまうというこのニッポンの音楽に対する姿勢には、演奏が素晴らしかった分だけ余計に、寂しく、切ない思いがこみ上げてしまいます。

皆様、素敵なクリスマス・イブをお過ごし下さいませ。

以上、Day-283です。

  by aldenhamschool | 2009-12-24 07:37 | 音楽

House Music: Day-265

10月の最大イベントはやはり"House Music"です。各ハウスが、Unison(ハウス全員での自由曲でのコーラス)、アンサンブル(数名による楽器演奏)、ソロ(一人での楽器演奏かボーカル)、数名での課題曲でのコーラス、の4部門で争います。
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特にソロは前半のハイライト。1500名近い聴衆を前にハウスの名誉をかけてステージで演奏するプレッシャーは克服しなければなりません。我が二男は、14才、16歳、18才と3回ソロでヴァイオリンを演奏しましたが、そういう貴重な体験は財産になっていることでしょう。
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そして最後のユニゾンで会場の興奮はピークを迎えます。審査員は、著名な音楽家などを招聘するのが常ですが、採点が大変なのはもちろんのこと、生徒たちの迫力に興奮して、寸評が延々と続いてしまい、生徒の帰りが23時頃になってしまうのが毎年の悩みでもあります。。。
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以上、Day-265、です。

  by aldenhamschool | 2009-10-24 12:26 | 音楽

府中の森芸術劇場: Day-253

5連休のスタートとなった先週末に船便が到着。段ボールとの格闘を3日間で終えました。油彩画を飾り、家族写真の位置も決まると、ようやく我が家らしくなりました。気分も明るい今日はコンサートに出かけました。

府中の森芸術劇場どりーむホールは、2,000人収容の立派なホールでちょっとびっくり。日本にはこんな大きなホールがあちこちにあるんですね。オーケストラの苦しい台所事情を聞くにつれ、ホールだけに留まらず楽団への支援をもっと進めてもらいたいとも思ってしまいました。

今日のお目当ては、東京交響楽団。指揮者に広上淳一さん、ソリストに川畠成道さんという人気のお二人を迎えての演奏です。

•シベリウス:カレリア組曲・ヴァイオリン協奏曲
•シューベルト:交響曲第7番「未完成」

川畠さんとは土曜日に食事をご一緒しながら沢山お話したばかりですが、このシベリウスは桐朋学園大学時代にも東京交響楽団で演奏したことがあったとか。素晴らしい演奏でした。
アンコールのイザイ無伴奏曲とともに大いに満足した多くの皆様がサイン会で長蛇の列を成すのを嬉しく眺めておりました。今度彼自身は、10数年を経てどんな思いで弾かれたのかをお聞きしてみようと思います。

以上、Day-248、です。

  by aldenhamschool | 2009-09-22 23:34 | 音楽

音楽を通じた良き出会い: Day-247

本日は、待ちに待ったヴァイオリンコンサートでした。10年来の大ファンである川畠成道さんが『ソナタシリーズ2009』として紀尾井ホールで見事な演奏を披露されました。

プログラムは、
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ長調 Op.1-3
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ長調 Op. 94bis
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調

( ↓ 2009年5月、英国パブリックスクール・オーデナムでのコンサート風景)
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アンコールの3曲を加え、ピアニストの小川典子さんと共に感性豊かで情感溢れる演奏に魅了された沢山の聴衆を目にすると、今までのファンと言う立場から、川畠成道ファミリーの一員として、素晴らしい時をご一緒することができた今回の幸せを痛感しております。このようなご縁と幸運に決して甘えることなく、成道さんが私たちに期待下さっているもの以上の成果を挙げられるよう、一層努力していきたいと存じます。

ホールでは、沢山の新たな良き出会いもございました。ファンクラブや出版・音楽事務所の方々はもちろんのこと、大手電機メーカー、世界的税務監査法人、日本の誇るファッションブランド、日英協会、航空会社、大使館の方々等々沢山のご縁に恵まれました。僅かな時間にも関わらず、不思議に心が通い合い、自然と言葉を交わし、良き関係のスタートに結びつけることができたのは、成道さんの音楽の魅力のお陰であるのは言うまでもございません。

皆様とこれをご縁に今後も末永くお付き合いさせて頂けますように。

追伸 
公私共に非常に忙しくしており、1週間も更新できず大変失礼いたしました。お詫び申し上げます。

以上、Day-247、です。

  by aldenhamschool | 2009-09-05 23:41 | 音楽

プラハからの便り: Day-239

12月にも予定している欧州出張。プラハでの予定はもう決まっているのですが、夫がもう15年もお付き合いしているチェコ人の方から嬉しいお誘いも参りました。経済界では名士ですし、地元での影響力もおありの方。12月にプラハでお会いできれば嬉しいのですが、クリスマス前ですし、どうでしょうか?

暫く連絡がなかったのに、プラハのスケジュールが決まったこのタイミングでお声を掛けていただけるとは、本当に驚きました。12月には、メインのプラハイベントを成功させた上で、是非再会して、旧交を深めたいと願っています。

こういうご縁に恵まれることも、実力のうちですよね!

以上、Day-239です。

  by aldenhamschool | 2009-08-12 17:46 | 音楽

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