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偽紳士: Day-277

本日、新橋で、ある会主催の講演会に行ってまいりました。
テーマは「歴史的背景から見た中東」です。

講師の方はお仕事で長年に渡り中東の各国に駐在されていらした
ソフトで謙虚なとても素敵な紳士でいらっしゃいました。
ご経験はもちろんのこと、ユーモアを交えたお話に1時間半の講座はあっという間でした。
講師の○○様、貴重なお話をありがとうございました。
機会がございましたら生活、文化、習慣などの女性向けのお話もお聞かせいただきたく存じます。

が、それに反してがっかりいたしましたのは
来場された団塊の世代以上の男性諸氏の皆様のマナーのなさです。

まずは、2人掛けの机にご自分のコートをどんと上に置き、遅れていらした方を係の方がご案内
されてもコートをよせようともせず、係の女性がご親切に「後ろに掛けておきましょうか?」と聞くと
「あーそうしておいて」という答えにもならない横柄なうなずき ???

さらに質疑応答では、質問の前に必ずつくお決まりの「私はこう考えております」という
延々と述べられるご自分達の考え。
講師の方の「もっともでございます」というご親切な言葉に「うんうん」とご満悦な様子
講師のお話を伺いに来たのであって
質問者の考えを聞きに来たのではないのですが ???

更に極めつけは長いご質問いやお考えに飛ばされた大声の 「ヤジ」
これにはびっくりいたしました。

ネクタイを外された以降に
「どこそこに勤務していました」とあえておっしゃらなくても 
立派に人生を過ごされて素敵に年を重ねられた男性は拝見しただけで違いがわかります。

気を配ることが出来るのは日本人の優れた点のひとつだと思っていたのですが
世知辛い世の中、皆様ご自分のことで精一杯なのでしょうか?

ご家族の為、社会の為に頑張ってきて下さった皆様には
本当の紳士でいていただきたいと願う今日この頃でございます。

以上、Day-277、です。

  by aldenhamschool | 2009-11-26 23:59 | 東京生活

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