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ふれあいコンサート: Day-230

昨日は、港区が主催するクラシックコンサートに行ってきました。自宅すぐ近くのバス停から、港区が運行する区内の巡回バス「ちぃばす」の乗り込みます。麻布を過ぎて、六本木ヒルズに着いたら、「赤坂巡回ルート」に乗り換え、赤坂区民センター前で降ります。2つの巡回ルートを利用することになりますが、200円でいいのですから驚き。私たちにとってはちょっとした観光バスの様ですし。

赤坂区民センターの名付けて「ふれあいコンサート」。演奏は、武蔵野音楽大学卒業生。区民ホールは150名収容ですが、これが2回目でまだPR不足なのか、1/3も入りません。こんなに身近に気楽な会があるのは嬉しいですが、もう少し聴衆が多いといいですね。

プログラムは:

ドボルザーク: 弦楽三重奏 作品75a
ビヴァルディ: ヴァイオリン協奏曲『四季』より『春』
(休憩)
J.バッヘルベル:カノンニ長調
O.レスピーギ:リュートのための古い舞曲とアリアより第3組曲

演奏自体は、一言で表現すると、サラッとした軽さで、より「濃厚」なものを期待する私たちには少々物足りない感じ。もっともロンドンから東京に引っ越してようやく3週間目。きっと帰国前にロンドンのウィグモアホールで聴いた以下の素晴らしいコンサートのイメージが残り過ぎているのでしょう。

ジョシュア・ベル
みどり
川畠成道さん
ユリ・ジスリン

世界的演奏家の奏でるヴァイオリン・ビオラには、聴衆を引き込む、何か、があります。

昨日の皆さんは、全員が暗譜でなく全て譜面台を置いての演奏であったとは言え、各自の曲に対する理解が表現され、「私はこれを伝えたい」と言うようなメッセージがわかればもっとよかったのに、と感じました。曲の解説をしてくれたピアニストの方のお話には好感を持てましたし、この港区の企画は幸い毎月行われます。来月に期待したいと思います。

以上、Day-230です。

  by aldenhamschool | 2009-08-01 07:54 | 音楽

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