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マスタークラス: Day 84

英国のパブリックスクールの教育における音楽の意味の重さには驚かれる方が多いでしょう。これはプレップスクールへの入学時からすでに感じるものです。
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我が家の長男が7歳でプレップに途中入学する際、校長とのインタビューに臨み、3番目くらいに聞かれた質問が「音楽は何をやっていますか?」でした。当時は何もやらせていなかったので、ちょっとがっかりした表情をされました。。。。きっと、ピアノやヴァイオリンでグレード(*英国の音楽共通試験:1から始めて8まで)を持っています、と答えてほしかったのでしょうね。無事にプレップに入学してからは、長男はピアノ、次男はヴァイオリンとサックスを始めました。
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そしてパブリックスクールになるとスポーツと同様、毎日のように音楽の機会があります。例えGCSE(16歳)やAレベル(17歳と18歳)といった全国共通テストの科目として音楽を選択しなくても、希望者は楽器や声楽の個人レッスンを取れますし、オーケストラ、バンド、コーラスといった全校の代表としてベルギーやフランスツアーに行くことも可能です。
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次男の音楽の予定は毎週こんな感じです。
月曜:オーケストラ (13:20~14:00)
火曜:ヴァイオリン (8:40~9:20)
水曜:ストリングス (16:30~17:30)
木曜:バンド (13:20~14:00)

そしてつい先日は、学校のリサイタルホールにて、ピアノのマスタークラスが行われました。
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これはプロを招待して行われます。4名の生徒が弾いて、プロから指導を受けます。16時から18:00までの曲目は以下でした。

1. Prelude in C Sharp Minor - ラフマニノフ
2. Prelude and Fugue in A Flat Major - バッハ
3. Nocturne No.19 - ショパン
4. The Nightingale - グリンカ

ダイニングホールでの夕食の後、19:30から20:15まではプロの演奏です。シューベルト、リスト、シューマンなど5曲を披露してもらい、生徒たちは十分にinspireされたようですし、集まった100名余りの聴衆も聞き惚れていました。

そして20:15から21:00までは、ワインとジュースで懇談。プロ、先生、生徒、保護者がそれぞれに感想や音楽談義に花を咲かせます。音楽を通して生徒が成長し、また社交性も身に着ける貴重なひと時を過ごすパブリックスクールライフです。

以上、Day-84です。

  by aldenhamschool | 2009-02-25 05:44 | 音楽

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