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ハウスシステム: Day-3

パブリックスクールには、House (ハウス)というシステムがあります。各学年から例えば15人ずつ、13歳から18歳の5学年で、合計75人が一つのハウスに属します。我がAldenham School (オーデナム)にはハウスが7つありますが、15以上あるような大規模なパブリックもあります。それぞれのハウスには歴代のHeadmaster(ヘッドマスター:校長)などの名前がついており、例えば息子達のハウスは元校長のMr Ridingから、Riding's(ライディングス)と呼ばれています。もちろん親子・兄弟は代々に渡り同じハウスに属するのが普通ですので、三代、四代に渡って同じハウスを卒業した、という家族も珍しくありません。

ハウスの仕組みはおよそ以下の通りです。

House Master(ハウスマスター):教師の中の一人がハウスのトップ
House Tutor(ハウスチューター):教師数人がマスターの補助
House Captain(ハウスキャプテン):最上級生の一人
Deputy House Captain(副ハウスキャプテン):最上級生の一人
House Prae(ハウスプリ):最上級生の一人から三人

また各ハウスには以下のスタッフもいます。
House Matron(ハウスメイトロン):ハウス付きのお世話係り/女性(主に洗濯等)
House Cleaner(ハウスクリーナー):ハウス付きのお世話係り/女性(主に掃除等)

ハウスマスターがハウス運営の全責任を負い、学校内の住居に夫婦・家族で住んでいます。学校の行事やハウス独自の行事には全て夫婦・家族でハウスの活動や競技を後押しするのはもちろん、表彰や懲罰をも決定し、ハウス内の施設・行事を運営する予算も持っています。

ハウスマスターをサポートするのが、数人のハウスチューターで、全ての行事に参加したり、勉強のアドバイスはむろん、諸々の生活相談に乗ったりと、大活躍します。

ハウスキャプテンは生徒のトップ。副ハウスキャプテンとともに2人でハウスの運営を相談したり下級生の相談相手になったりと、毎日のようにハウス内のハウスマスター室でミーティングを重ねます。

その協議の結果を踏まえ、ハウス内の全員への伝達やチェックを行い、正副キャプテンの補助を行うのが、ハウスプリの役目です。

ハウス全員が結束して百年を超える伝統あるハウスの名誉をかけてスポーツや音楽などでカップを争うわけですが、もちろんそれらの準備などを通して、上下の差ではなく、一人のハウスの仲間同士として助け合い、連携を強めて、より良い人格形成を図っていくのが狙いであることは言うまでもありません。

以上、Day-3、です。

  by aldenhamschool | 2008-12-06 01:10 | パブリックスクール

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