人気ブログランキング | 話題のタグを見る

お問い合わせ: Day-377


このところ、9月入学に合わせて、若しくはお父様の転勤に合わせて
お子様の教育を英国で受けさせたいが自分の子供にはどういう選択肢があるのか? 
その中の何が合っているのか?
更にどう準備を始めたら良いか分からないというお問い合わせを多数頂戴いたします。

まず申し上げます。

ご自分はどう生きたいのですか?

ご自分の家族をどう守っていきたいのですか?

更にお子さんにはどのような人生を過ごして欲しいのですか?

分からないことがあると、まず検索して、その中で都合の良いブログを見つけ、更に気楽に質問をする
質問は必ず決まっています。

「子供の年齢は〇〇です。 どうしたら良いでしょうか?」

答えも決まっています。

「ご自分達で考え、行動なさって下さい。 
その行動とは気楽に日本語でブログの筆者に聞くことでありません。
悩み、考え、行動なさった上でのご質問には喜んでお答えいたします。」


このブログの裏には、私達家族の人生の一部が凝縮されているのです。
喜びもありますが、悲しみも、悩みも嘆きもありました。
それでも、英国で人生の一部を過ごすことが出来たこと
英国パブリックスクールで息子たちを学ばせることが出来たことには
胸を張って、良い選択をし、精一杯生き、悔いは一切なし と言い切ることが出来ます。

人生をかけた命懸けのご質問にのみお答えし
またそのような方とだけお付き合いしていきたいと思っております。

以上 DAY-377です。





以上、Day-377です。

  # by aldenhamschool | 2012-05-30 05:52 | よくあるご質問:FAQ

Tribute: Day-376

昨晩悲しいお知らせが届きました。

今までMr.Aldenham や Guardianとしてこのブログでも度々ご紹介した Mr John McAllisterが突然お亡くなりになられました。享年67歳でした。

2月はカザフスタンに駐在している息子さん御一家を訪問し28日にロンドンに戻るので、また帰ってきたらゆっくり話そう と言ってくれていたのに。。29日にロンドンのお嬢さん御一家に会いに行かれている時に心臓発作で亡くなられたそうです。

息子たちの恩師で、我々にとってかけがえのない友人であるMr John McAllisterは、ケンブリッジを出てからオーデナム一筋。言わばオーデナムを知りつくし、最もオーデナムを愛している人物でしょう。

校長から、同窓会から、また息子たちの友人から、次々に連絡をもらう度に、一層悲しさが増します。息子たちの演奏会やサッカーの試合には必ず応援に来てくれ、優しい笑顔で、"Well done, young man!"と褒めて下さいました。ガーディアンとしても日本人の面倒を本当に親身にみてくれたジョン。まだ67歳。あの温かいJohnにはもう会えないと思うと悲しく切なく…今日は東京の空もJohnの死を悼むかのように重たい雲に覆われています。心からご冥福をお祈りしております。

◆ロンドンの我が家でくつろぐジョン・2009年6月◆
Tribute: Day-376_c0181238_22154039.jpg

ジョンについては、ここをご覧ください。

以上、Day-376です。

  # by aldenhamschool | 2012-03-02 22:17 | 学校紹介

St.Martin's: Day-375

1993年6月に渡英し、しばらくは公立の現地校に通わせたが
12月から長男が通った私立校(Prep school:プレップと呼ばれる)は、
St.Martin's School in Northwood
見学に行ったのは9月だった。
広い校庭が青い青い芝生で、サッカーの対校戦に興ずる生徒たちを見て感動。
St.Martin\'s: Day-375_c0181238_2226518.jpg

「絶対この学校に子供達を通わせる!」と思ったものだ。

すぐに合格通知を頂いたのだが、その頃住んでいた場所からは片道30分は車でかかるので
まだその道のりを毎日往復する自信はなく、引っ越しをしてから通うことになり
12月に引っ越し・転校させた。

制服は濃紺にブルーの太いストライプが入ったブレザー
ブルーのキャップとネクタイ
グレーのズボン
St.Martin\'s: Day-375_c0181238_22171914.jpg

最初の担任の先生は Miss Brewer 若く明るく綺麗な方だった。
長男の担任を終えた後、彼女はイートン校に転校してしまい残念だったが、
それだけ優秀な先生だったのだろう。

入学してしばらくたってから Miss Brewer から手紙をもらった。
「Please bring cuddling things with him」
抱くものを持って学校へ行く?????

お迎えに行った時に聞いてみると
「明日、テストがあるので気持ちを落ち着かせるために
ぬいぐるみや毛布などを持ってきても良いですよ!」 とのお答え

えぇぇぇ もう小学校2年生ですが・・・・・
びっくりしたが、翌日もっと驚いた。
皆、ライオンやら蛇やらをひきずっている。
中には自分よりも大きなぬいぐるみを持ってきている子もいたのだ。

その子達ももう25,6才、時にFacebookで見る彼らは
立派な大人で活躍している。

以上、Day-375です。

  # by aldenhamschool | 2012-01-17 22:03 | プレップスクール

Janet : Day-374

今年ブログを再開するにあたり今までのように学校の情報をお伝えするのに加えて、17年に渡る英国生活で体験した驚き・発見・輝き・失敗・思い出などをお伝えしていこうと考えた。
きっとこのブログの読者の方は英国生活や英国留学にご興味のある方だと思うので
同じような経験をされた共感を持たれる方もいらっしゃるだろうし
少し時代は経てはいるが、今後遭遇される方もいらっしゃるだろう。
何かのお役に立てればと思う。 
そして何よりも我が家の思い出の記録になればと願っている。

という訳で、まず最初に思い出したのが「Ms Janet」
Janet は名前であるからこの呼び方は正しくない。
しかし日本人は何故か皆 「 Ms Janet 」と呼んでいた。
今となっては彼女の名字は何だったのだろうか? 思い出せない。

最初に住んだのはMetropolitan Line の Preston Road であるが
そのあたりの日本人御用達の英語の先生だ。

最初に3か月間だけ通った公立現地校の先輩日本人ママさんたちからの紹介で
我が家の長男も英語を習った。

私も生活面で分からないことなど助けて頂いた。
一番記憶にあるのがガソリンの入れ方を教えて頂いたことである。
今では日本でも普通だと思うが、イギリスではその当時から・・きっともっと以前から
Petrol Station では自分でPetrol を入れなくてはならず
最初に入れ方を教えてもらったのだ。

運転免許も渡英の僅か1週間前に取った自分が
Petrol を自分で入れているというほんの少しの達成感と
これからこの地でしっかりと子供達を守っていかねば という覚悟とともに
今でも時々その時のPetrol の匂いとJanetの笑顔が思い出される。

以上、Day-374です。

  # by aldenhamschool | 2012-01-14 22:18 | 倫敦生活

Mr Munning: Day-373

日本経済新聞の朝刊に連載中の「C世代駆ける」で「ほめる達人検定」についての記事を読んだ。

高度成長期を知らず成功体験の乏しい若手のやる気をどう引き出すか悩める管理職に人気の資格だそうです。相手の長所をみつけ、短所さえも前向きにとらえる極意を磨きその技術を1級から3級で認定するんですって。

これを見てすぐに思い出したのが Mr.Munning だ。
BBC シンフォニーのトップビオラニストで 長男がピアノを二男がヴァイオリンを教えて頂いた
最初の先生だ。

とにかく「褒める・褒める・褒める」
もちろん彼の口から 「何でこう弾けないんだ?」「練習はしたのかい?」なんてお言葉は
一度たりとも聞いたこともない。

お蔭でレッスンに付いて行った私まですっかり癒されてしまい、レッスンを聴きながら居眠りしてしまったことも一度や二度ではないだろう。

極め付けは二男が一週間何もせず、たぶんケースからヴァイオリンを出すこともなくレッスンに行った時  

息子 「今週は何もしなかったんです」
Mr.Munning 「You are GOOD BOY are't you!」
息子&両親  ?????
Mr.Munning 「正直に言ってくれた! また今日から始めればいいよ」

Mr.Munningがこの検定を受けたら間違いなく超特級だろう。


以上、Day-373です。

  # by aldenhamschool | 2012-01-11 23:28 | 英語

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE